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2021.06.24

リリース

【コロナ禍の一年を振り返って】のべ回答者数4,640名におよぶ医師トラッキング調査から見えてくること ~医療提供体制は改善するも、医療従事者の負荷が大きな課題

国内でも新型コロナウイルスへの感染が拡大し始めた2020年3月以降1年に亘り、自社の協力医師会員を対象に新型コロナウイルス感染症に関するアンケート調査を定期的に実施して参りました。
 国内の感染確認から1年以上が経過し、この間、わが国は度重なる感染の波に襲われ、緊急事態宣言も三度発出されました。たびたび「医療崩壊」が叫ばれるなど、日本の対新型コロナウイルス医療体制の評価は総じて低いようです。そうした評価は、臨床の現場にいる医師たちも同じ感覚なのか。であるとすれば、その原因はどこにあるのか。未だ感染が続く中、1年の節目として客観的なデータを追い、日本の新型コロナウイルス対策について振り返ってみたいとの思いから本レポートをまとめました。

 

本報告書の目的
2020年3月~2021年2月までに通算8回実施したトラッキング調査を振り返り、診療現場にいる医師の実感、医療機関の対応状況、医師の意識のトレンド、変化を見る。

 

■調査概要

1. 調査目的

新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、診療現場にいる医師の実感を掴み、医療機関の対応状況、医師の意見などを明らかにする。
 
2. 調査対象

2020年3月にDoctors Square登録会員医師を対象として、第1回のアンケート調査を実施。

第2回以降は、第1回調査の回答者817名を対象とした。
 
3. 調査方法

インターネットアンケート
 
4. 調査年月

2020年3月、4月、5月、6月、8月、10月、12月、2021年2月(計8回)

※2021年4月に9回目となる調査も実施(本文書末尾にURLを記載)
 
5. 有効回答者数

第1回は817名、第2~8回平均は552名、のべ回答者数は4,640名
 
6. 配信対象者の属性

全国の病院、診療所の勤務医及び開業医
 
7. 主な調査内容

● 医療スタッフの充足/医療スタッフの疲弊度/院内感染対策状況/「診療・検査医療機関」としての申請状況/ワクチン接種状況・接種意向・推奨意向

● 来院患者数の変化/相談や問い合わせの変化/感染疑いのある患者の診察・検査状況/疑い患者の事前連絡有無/相談窓口は機能しているか

● 医療現場で困っていること/不足している医療資材

● 感染以前の生活に戻るために必要なこと/収束時期予測/増えつつある、深刻化しつつある後遺症

 

■調査結果の概要
  • 人の体制:人手は感染の波にさらされて不足、疲弊は1年を通じて高止まり
  • 診療体制:院内感染対策は早期に整い、診察・検査体制も大きく進歩
  • サポート体制:医療物資・情報不足、専門治療施設の転院受入れなどの問題は概ね解消

詳しくは、下記及び調査結果の詳細をご覧ください。

新型コロナウイルス医師調査結果 Annual Report(2020/3-2021/2 )
 
■調査結果

病院なび:

新型コロナウイルス感染症に関する調査

【コロナ禍の一年を振り返って】のべ回答者数4,640名におよぶ医師トラッキング調査から見えてくること ~医療提供体制は改善するも、医療従事者の負荷が大きな課題
 
※過去の調査結果

第1回調査結果(2020年3月実施)

第2回調査結果(2020年4月実施)

第3回調査結果(2020年5月実施)

第4回調査結果(2020年6月実施)

第5回調査結果(2020年8月実施)

第6回調査結果(2020年10月実施)

第7回調査結果(2020年12月実施)

第8回調査結果(2021年2月実施)

第9回調査結果(2021年4月実施)

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