2020.07.14
リリース
『医療提供体制は改善傾向にあるものの、 持続するためのさらなる支援が必要』 臨床医師571名に 新型コロナウイルス感染症に関する調査(第4回)を実施
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う緊急事態宣言が全都道府県で解除されてから1か月以上が経過し、経済活動が徐々に再開されてきました。一方で、東京都を中心に感染者数が再び増加に転じるなど予断を許さない状況にあり、新型コロナウイルスの終息時期は未だ見通せていません。
社会の関心が医療から経済活動の再開へとシフトするなか、医療体制や医師の声など医療現場の実情を明らかにすべく、当社では6月23日~29日に「第4回 新型コロナウイルス(新型肺炎)についてのアンケート」を実施しました。その調査結果をまとめましたのでお知らせいたします。
■調査目的
3月、4月、5月に行った調査結果と比較するかたちで、診療現場にいる医師の実感を掴み、医療機関の対応状況、医療資材の不足状況、医師の意識の変化を見る。
■調査概要
当社サービスにご協力をいただく医師とのコミュニケーションサービス”Doctors Square”登録会員医師で、3月の第1回アンケートに回答のあった817名を対象に実施しました。
1. 調査対象
Doctors Square登録会員医師のうち、3月の第1回アンケート調査に参加した方
2. 調査方法
インターネットアンケート
3. 調査期間
2020年6月23日(火)~29日(月)
4. 有効回答者数
571名(対配信数:70%)
5. 配信対象者の属性
全国の病院、診療所の勤務医及び開業医
6. 主な調査内容
● 来院患者数の変化、患者からの問い合わせ状況
● 感染の疑いのある患者の診察件数、検査状況
● 必要な備品・資材、情報の充足状況、スタッフの充足状況、疲弊状況
● 新型コロナウイルスの収束時期、第2波の予測時期
● 国の感染拡大防止策について、以前の生活に戻るために必要なこと
● 誹謗中傷や差別の経験 など
■調査結果
● 緩やかな改善傾向が見られるものの、医療現場は未だ多くの支援を必要としている
● コロナ禍で『高齢者の筋力低下』、『不安やうつなどの精神疾患』が増加
● 感染症指定医療機関の医師は、誹謗中傷・差別を受けやすい傾向
● 医療を守るための支援、感染を拡大させない行動を求める声
詳しくは、下記をご覧ください。
※これらは調査結果の一部です。その他の結果は、以下にて公開しています。
6月実施(第4回)調査結果
■調査結果の詳細
病院なび:
第4回新型コロナウイルス感染症に関する調査 『医療提供体制は改善傾向にあるものの、
持続するためのさらなる支援が必要』臨床医師571名に調査を実施
※過去の調査結果