2020.06.03
リリース
『長期化が予想される新型コロナウイルス感染症。 5割の医療機関は経営支援が必要か』 臨床医師528名に 新型コロナウイルス感染症に関する調査(第3回)を実施
3月、4月に引き続き「第3回 新型コロナウイルス(新型肺炎)についてのアンケート」を実施しました。
新型コロナウイルスの新規感染者数は減少に転じ、緊急事態宣言も2020年5月25日に全ての都道府県で解除されました。しかしながら、感染流行の第二波、第三波に備えた対策を継続していくことが必要とされています。
今後の新型コロナウイルスの流行や生活の再建について、現場の臨床医師は何を考えているのか。また、医療機関の感染対策、患者の受診状況、経営への影響はどのようになっているのか。
第3回アンケート調査を実施し、その結果をまとめましたのでお知らせいたします。
■調査目的
3月、4月に行った調査結果と比較するかたちで、診療現場で働く医師の実感を掴み、医療機関の対応状況、医療資材の不足状況、医師の意識の変化を見る。
■調査概要
当社サービスにご協力をいただく医師とのコミュニケーションサービス”Doctors Square”登録会員医師で、3月の第1回アンケートに回答のあった817名を対象に実施しました。
1. 調査対象
Doctors Square登録会員医師のうち、3月の第1回アンケート調査に参加した方
2. 調査方法
インターネットアンケート
3. 調査期間
2020年5月20日(水)~25日(月)
4. 有効回答者数
528名(対配信数:65%)
5. 配信対象者の属性
病院勤務医及び診療所勤務医
6. 主な調査内容
● 新型コロナウイルスの収束時期、以前の生活に戻るために必要なこと
● スタッフの充足状況、疲弊状況、医療崩壊危機回避についての考え
● 来院患者数の変化、患者からの問い合わせ状況
● 感染の疑いのある患者の診察件数、検査状況
● 必要な備品・資材、情報の充足状況
● 国の拡大防止策、期待する治療薬について
● 電話やオンライン診療の実施状況、予定 など
■調査結果
● 医療現場の備えは改善傾向にあるが、検査を行えないケースが未だ過半数を占める
● 感染流行は長期化を覚悟。『診察』、『治療』、そして『予防』を着実に実施できる環境が必要
● 長期化は、医療を支える医療機関の経営にも深刻な影響。半数が経済的支援を求める
● 費用や診療報酬の低さのため、オンライン診療の実施は約3割に留まる
詳しくは、下記をご覧ください。
※これらは調査結果の一部です。その他の結果は、以下にて公開しています。
5月実施(第3回)調査結果
■調査結果の詳細
病院なび:
第3回新型コロナウイルス感染症に関する調査『長期化が予想される新型コロナウイルス感染症。 5割の医療機関は経営支援が必要か』
臨床医師528名に調査を実施
※過去の調査結果