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2020.04.28

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『今、日本の医療現場で本当に必要とされているのは?』 臨床医師522名に新型コロナウイルス感染症に関する大規模調査(第2回)を実施

医療資材不足を78%の医師が指摘、 一方、スタッフ不足の訴えは医師全体のわずか34%
 

月に引き続き、自社の協力医師会員に対して「第2回 新型コロナウイルス(新型肺炎)についての緊急アンケート」を実施しました。

前回3月のアンケート調査開始時点(2020年3月17日)での国内累積感染者数829症例に対し、今回実施した第2回のアンケート調査開始時点(4月16日)では同8,582症例と、約1か月間で10倍以上に増加しています*。急速に事態が拡大、変化していくなか、医療従事者や医療資材は足りているのか、医療現場の危機感は…。

「第2回 新型コロナウイルス(新型肺炎)についての緊急アンケート」を実施し、その結果をまとめましたのでお知らせいたします。
 
(*厚生労働省 「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について」(令和2年3月17日版、同4月16日版))
 
■調査目的

3月の第1回調査結果と比較しながら、診療現場にいる医師の実感を掴み、医療機関の対応状況、医療資材の不足状況、医師の意識の変化を探る。
 
■調査概要

当社サービスにご協力をいただく医師とのコミュニケーションサービス”Doctors Square”登録会員医師で、3月の第1回アンケートに回答のあった817名を対象に実施しました。
 
1. 調査対象

Doctors Square登録会員医師のうち、3月の第1回アンケート調査に回答した方
 
2. 調査方法

インターネットアンケート
 
3. 調査期間

2020年4月16日(木)~21日(火)
 
4. 有効回答者数

522名(第1回参加医師の64%)
 
5. 配信対象者の属性

病院勤務医及び診療所勤務医
 
6. 主な調査内容

● スタッフの充足状況、疲弊状況、医療崩壊危機回避についての考え

● 新型コロナウイルス感染症流行中の来院患者数の変化、患者からの問い合わせ状況

● 感染の疑いのある患者の診察件数、検査状況

● 必要な備品・資材の不足、国の拡大防止策について

● 電話やオンライン診療の実施状況、予定 など
 
■調査結果

● 医療スタッフ不足は一部に集中。開業医の協力や、医療機関の役割分担を求める声も

● 医療資材不足を訴える声は8割近くに達する、危機的な状況

● 新型コロナウイルス感染症の検査が必要と判断した医師の65%が、検査を行えないことがあったと回答

● 期待の薬はやはり”アビガン”。開発中のワクチンを含め、早い承認が待たれる

● 物資や検査実施の不十分さと、医療従事者の未知の病気に対する恐怖や不安が深刻化
 
詳しくは、下記をご覧ください。

※これらは調査結果の一部です。その他の結果は、以下にて公開しています。

4月実施(第2回)調査結果
 
■調査結果の詳細

病院なび:

第2回新型コロナウイルス感染症に関する調査 『今、日本の医療現場で本当に必要とされているのは?』
臨床医師522名に大規模調査を実施
医療資材不足を78%の医師が指摘 スタッフ不足の訴えはわずか34%

 
※過去の調査結果

3月実施(第1回)調査結果

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